ジェルネイルは無敵?厚さがあるから折れないではない





爪が薄いお客様によく言われるのですが

「地爪が薄いのでジェル分厚くしてください」

ごはん大盛で!くらいの感覚で笑

でもこのブログで何回か出てきているワードですが

ジェルネイルは無敵の鎧ではないんです。

どんだけ分厚くしたからと言って防御力が上がるとは限らないんです。

その薄いと感じる爪は生まれつき薄いものなのか、ジェルを初めて薄くなってしまったのか

それによってもベースの作り方が変わってきます。

よくあるのが、薄いからといって硬いジェルを乗せることです。

クリアファイルの上にねんどを乗せてもささえられないですよね?

ぺらぺらの爪の上に乗せても支えきれず中浮きや、折れる原因になってしまいます。

なのでなぜ薄いのかをちゃんとカウンセリングすることが大切です。




また、逆に薄付きを売りにしているサロンもありますよね?

これも薄ければいいとも思いません。

地爪が薄い人に薄付きにしてもすぐ折れてしまいます。

また、長さがある人に薄くつけても支えきれず水分を吸ったときに柔らかくなって折れやすくなります。

長さに比例した適切な厚みを塗布することが大切です。

また、ジェルメーカーによっても推奨している厚さがあるのでそちらも確認することが大切です。

そして最も重要なのがお客様のライフスタイルの見抜き方です。



よく折れたり取れたりする人はどのような原因があるのかをしっかりカウンセリングすることが大切です。

根元からの浮きはほとんどはプレパレーション不足が考えられます。

なので問題は先端からのパターンです。

先端がパカパカしている人、ポロポロかけている人は先端を酷使しています。

先端をしっかりカバーしていてもすり減ってしまうとそこから浮いてしまいます。

特に事務員やパソコン関連を仕事としている人はこのパターンが多いです。

特によく人差し指、中指が取れやすい人が多いです。

そしてややこしいのが横からの亀裂(特にピンクの部分の亀裂)です。

これに良くなりやすい人は爪先、特に裏側からかかる負荷を与えているパターンです。

一番多いのは地爪が長い人です。

このパターンの人が難しいのは何回もこの亀裂が入っていたとしても長さを短くしたがらないことです。

なのでなぜこのような亀裂が入るのかをしっかり説明してできる限りバランスの良い長さに整えてあげれるようにしっかりとカウンセリングしなければいけません。

クレームにも発展しかねないです。

なんでそうなるのかを知らないで過ごしているお客様も

なんでそうなるのかを教えてあげないネイリストさんも沢山います。

しっかり説明できる信頼できるネイリストさんになれるように頑張りましょう。





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