ネイリストになりたい方は必ず通る道「ネイリスト技能検定試験」
実際どのような試験なのかを説明していきたいと思います。
資格の概要といたしましては
3級・・・ネイルケア、ネイルアートに関する基本的な技術及び知識を取得している証
2級・・・サロンワークで通用するネイルケア、リペア、チップ&ラップネイルアートに関する技術及び知識を取得している証
1級・・・イクステンション、リペア、ネイルアートの総合的な技術及び知識を取得している証
大体のサロンでは2級以上の資格取得が求められることが多いですが、どの資格試験もそうですが2級からが難しくなります。
ネイリスト検定も合格率はぐんと下がり
3級90% 2級50% 1級30% (年度により変動あり)
と格段に厳しくなります。
開催は3級2級は年4回、1級は年2回になります。
では試験内容はどのようなものがあるのでしょうか。
*3級*
義務教育を修了していればどなたでも受験できます。
・ポリッシュオフ
・ネイルケア(甘皮処理、ニッパーワーク、ファイリング)
・赤ポリッシュワンカラー10本
・フラワーアート1本(アクリル絵の具使用)
試験時間70分
3級は基本中の基本なので試験要項に書いてある通りの手順で確実にこなせば合格できるので、独学でも受験しやすいです。
*2級*
3級取得者でなければ受験できません。
・ポリッシュオフ(赤)
・ネイルケア(甘皮処理、ニッパーワーク、ファイリング)
・チップ&ラップ
・ポリッシュカラーリング8本(赤、ピンク、パールホワイト、ナチュラルスキンのどれかがその時の規定によって変更されます)
・アート(テーマはその時の規定によって変わります)
試験時間90分
3級と大きく変わるのがチップ&ラップというリペアの方法です。
ハーフチップを使用したり、普段使い慣れない溶剤などを使用するのでスタイリングやバッフィングなどのコツがとても必要になります。
独学では難しくなるのでレッスンに数回通うなどプロの方に見てもらう機会を作った方がいいでしょう。
*1級*
2級取得者でなければ受験できません。
片手5本:アクリルスカルプチュア
片手2本:チップオーバーレイ
片手1本:プレスオンチップ&ミックスメディアアート
試験時間150分
スカルプチュアでの長さ出しがメインとなり、形の正確さ、ハイポイントの位置、Cカーブなど採点項目も格段と厳しくなります。
また、試験時間もとても長いので精神的にも体力的にもとてもつらいです。
全ての試験に技術試験の後に筆記試験もあり、両方合格して資格取得となります。
筆記試験は技術試験が不合格だったとしても、次回筆記を免除することができます。
独学や通信教育で取得しようとする方も多いですが、2級や1級はやり方の手順、手の動かし方など実際に見て直接教えてもらわないと厳しい面がいっぱいあるので、本格的なスクールじゃなくても講習会などに参加しプロの意見も聞いた方がいkいと思います。
試験勉強はとても孤独な戦いです。
思うように成果が出ないことも多いですが、今後サロンワークの中で基本的な動きや知識が身につくので
ぜひ取得してみてください。
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