自宅サロンを始めるには?開業資金はどのくらい?





自宅で仕事をできたらとてもいいですよね?

特に子供が小さい方などは理想の働き方でしょう。

では自宅サロンを開業するにはどうしたらよいのでしょうか?

➀場所

まず場所の確保が第一です。

自宅と言っても様々で、持ち家の一部屋でやるのか、アパートの一室を借りるのかどちらかになると思います。

賃貸でアパートの一室を借りる場合は、テナントに比べて賃料なども安く契約もしやすいですし、間取りや壁紙床材もついていて、家具を入れるだけで始められるのでとても楽ちんです。

借りる際にオーナーさんにちゃんと許可を取らなければ、後々トラブルになりかねないのでしっかり確認しましょう。

ですが、元々居住目的で作られているものなので、商売用で使用するとなると、同じ建物に不特定多数が出入りするので嫌がる入居者さんが多いので断られることが多いです。

元々居住用だったものをそのような個人経営用のアパートにして貸し出している人もいらっしゃいますので不動産屋さんと詳しく相談して借りましょう。

初期費用は普通に賃貸アパートを借りるのと同じですが、火災保険が店舗用の物をつけなければいけない、保証会社をつけないといけないなど、居住よりも少し高めにつくことが多いです。

あと、地域にもよるのかもしれませんが、私の地域では商業用と家庭用で水道料金の基本料が異なっていて、水道全然使わないのに基本料だけで家庭用より2000円も高いです。

そのようなこともあるので各自治体に問い合わせて確認しといた方がいいと思います。

次に持ち家の場合ですが、上記のような契約などは自分の家なのでかかりません。

ですが、自分の家に毎日知らない人が出入りするので、家族の方とはしっかり話し合いをしましょう。

また、お客様も初めて会う方の生活空間に足を踏み入れるのはとても緊張しますし、恐縮してしまいます。

なのでできるだけ玄関から近いお部屋か、入口が違う部屋のほうが居住空間と生活空間が分けられていいと思います。




➁許可、資格

自宅開業する際は個人事業主としての開業届を提出しなければいけません。

そして開業してお金を稼ぐということは確定申告が必要になってきます。

この2点はとても重要なので税務署の窓口または税理士さんなどで相談した方がいいです。

店舗に関しての許可などはネイルの場合特に必要ありませんが、まつげのエクステサロンは保健所の許可が必要となります。

資格もネイリストは国家資格ではないので持っていないで開業しても違法にはなりませんが、基本的に無資格の人がやっているとなるとお客様は来たがらないので、できるだけ取得しておいた方がいいです。

因みにマツエクは美容師免許がないと違法になるので無免許での開業は絶対にやめましょう。

➂設備

ネイルの基本道具以外での必要な設備はテーブルとイスです。

スタンダードな対面式の物にするのであればホームセンターなどでお手頃の物があります。

しかし、重要なのはイスだと思います。

お客様は最低でも1時間以上着席している場合が多いのであまり座り心地の悪いものですと疲れてしまいます。

なので長時間座っていても疲れない素材の物を選びましょう。

リクライニングチェアを使用するお店もありますが、座り心地がいい分値段も張ります。

電動の物で安くても5万円~の物が多いです。

また、リクライニングチェアだと対面式だとテーブルが遠くなったりするので、アームのところに小さいテーブルを置いて
ネイリストさんが左右行ったり来たりして施術する場合が多いです。

ハンドはテーブルでフットはリクライニングチェアと併用する場合もありますが、スペースが必要となるので間取りと相談して設置しましょう。

あとは照明や内装などはこだわればこだわるほどお金はかかると思いますが、最近は100円均一なのでもオシャレなものが売っていたり、DIY商品もたくさんあるので工夫次第では安価で準備できます。

ざっくりではありますが、自宅開業を開始するための必要なことをまとめました。

皆さんが一番気になる資金面ですが、借りる家や設備などにもよりますが、一から店舗を用意するよりは格段にお金はかかりませんので、まず始めようと思う方にはぴったりです。

私は賃貸の一室を借りて始めましたが、トータルでも30万円くらいでスタートしました。

設備の値段を抑える工夫やコツなどはまた次回書こうと思います。





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