未だかつてないウイルスによる災害「新型コロナウイルス」
感染は猛威を振るい未だに感染者が増えている中、私たちのような個人サロンで
お客様が安心して来店できるようにするためにはどのような対策が必要なのでしょうか。
ウイルスの影響で客足が減らないためにはどのようにしたらよいでしょうか。
今回は個人サロンでできる新型コロナウィルスの対策を考えていきましょう。
「コロナウイルス」とはどのようなウイルスなのか
コロナウィルスとは
これまでに、人に感染する「コロナウイルス」は、７種類見つかっており、その中の一つが、昨年12月以降に問題となっている、いわゆる「新型コロナウイルス（SARS-CoV2）」です。
このうち、４種類のウイルスは、一般の風邪の原因の10～15％（流行期は35％）を占め、多くは軽症です。
残りの２種類のウイルスは、2002年に発生した「重症急性呼吸器症候群（ＳＡＲＳ）」や2012年以降発生している「中東呼吸器症候群（ＭＥＲＳ）」です。
主なコロナウィルスの感染経路は？
現時点では、飛沫感染（ひまつかんせん）と接触感染の２つが考えられます。
（１）飛沫感染 感染者の飛沫（くしゃみ、咳、つば など）と一緒にウイルスが放出され、他者がそのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染します。
※感染を注意すべき場面：屋内などで、お互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごすとき
（２）接触感染 感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、自らの手で周りの物に触れると感染者のウイルスが付きます。未感染者がその部分に接触すると感染者のウイルスが未感染者の手に付着し、感染者に直接接触しなくても感染します。
※感染場所の例：電車やバスのつり革、ドアノブ、エスカレーターの手すり、スイッチなど
主なコロナウィルスの予防法は？
一般的な感染症対策や健康管理を心がけること。
具体的には、石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒などを行い、できる限り混雑した場所を避けてください。また、十分な睡眠をとっていただくことも重要です。
また、人込みの多い場所は避けてください。屋内でお互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごすときはご注意下さい。
個人サロンでできること
手洗い、手指消毒、器具の消毒の徹底
元々サロン系の業務はお客様と直接肌で触れ合う機会が多いため、衛生管理の都合場消毒は重要になってきます。
サロン従業員の手洗い、消毒の徹底はもちろんですが
お客様にも協力してもらい施術に入る前に手洗いうがいの徹底をしてもいましょう。
お客様も従業員もお互いの感染予防のためなので嫌がる人はいないはずです。
器具の消毒は元々しっかりやらなければいけないので
今のところアルコールによる除菌が効果的なようなので今まで通りしっかりと行いましょう。
そしてお客様が直接触れるドアノブやトイレなどの部分をいつもの清掃の中でも特に入念に行うことに心がけると良いです。
マスク着用と換気
施術者は元々お客様と接近して対応することが多いのでマスクを着用して施術を行う場合が多いです。
元々施術者側の唾などがかからないようにするためや、ダストを防ぐために着用することが多いのですが
それに加えて感染予防のためにもマスクの着用は行った方が良いと思います。
できればお客様にも着用を促す用にしましょう。
そしてサロンは狭い空間で施術する場合が多いので換気の徹底を行いましょう。
お客様が入れ替わる前と後に窓などを開けて空気の入れ替えを行います。
換気扇などがある場合は稼働して常に空気が流れている状態を作ることが大切です。
SNSやホームページにて報告する
上記のようなコロナウィルスによる対策を徹底していることを具体的にSNSにて記載して報告します。
例えば「アルコール消毒をご協力いただいております」
「お客様入れ替えの時に換気を行っております」
「清掃時にノブの消毒を行っております」
一見当たり前のようにわかることですが、目に見えて書いてあることで真剣に考えてくれているという安心感が出ます。
お客様も皆さんがどのように対策しているのかが不安がっています。
そんな中で「うちはしっかり対策しています」と記載してあると安心して来店していただけます。
個人店だからこその強み
個人店だからこそ大人数と接触することなく施術ができるという強みがあります。
デパートに入っているような店舗ですとそこにたどり着くまでに大人数と触れ合わなければいけませんが
個人店ですと車から降りてすぐに入店できるとういう最小限の移動で済みます。
室内こそ狭いですがその分マメに喚起することもできますし、一人一人に感染予防のケアを促すことができます。
また、学校や幼稚園がお休みになっていることから、お子様を同伴可能にすると利用したい人は増えると思います。
大型店ではできない少人数制の個人サロンだからこそできる強みを存分に生かしてアピールしましょう。
未だかつてないウィルス災害に皆さんが戸惑っています。
そんな中での接客業やサービス業は集客が難しくなっているのですが
今できることを最大限に対策して乗り切りましょう。