ネイリストになりたい!と志す方はとてもたくさんいます。
ですが、なったはいいけど心が折れて辞めてしまう方も多い業種でもあります。
理由は重労働低賃金だからです。
華やかな世界で憧れる方も多いですが、現実そこまで甘くない職業です。
これから目指す方も気になるであろうお給料についてご紹介していきます。
まず業務形態が大きく分けて3つあります。
・サロン勤め
・シェアサロン、面貸し
・自宅サロン、出張専門
それぞれお給料形態が異なってくるので説明していきます。
*サロン勤め*
一般的な就職というスタイルでサロンに雇っていただく業務形態です。
正社員とパートタイムの形態があります。
お給料は地域にもよりますが15~30万くらい、時給で850~1000円くらいのところが多いです。
取得資格や経験年数によって値段が高くなるところもあります。
一般的なサロンであればネイリスト検定またはジェル検定を取得している人を条件としているところが多いですが、チェーン店や激安系サロンは資格や経験がなくても働けるところがあるそうです。
出勤時間は10時オープンなど一般企業より遅めのところが多いですが、会社帰りのお客様狙いで閉店時間が遅めのお店が多いです。
閉店後、技術向上のために練習会や勉強会を行うお店もあるので実質の拘束時間はかなりあります。
土日祝日はほぼ出勤と思った方がいいですね。
パート雇用もありますが、上記条件なのでお子様が小さい方などは難しいかもしれないです。(実際10件くらい受けて全滅でした)
給料の割に拘束時間も長いので割に合わず辞めてしまう方が多いのが現実です。
しかしスタートはやはりここからだと思いますので、初めは辛いと思いますがぜひ経験を積んでほしいところではありますね。
*シェアサロン、面貸し*
こちらは場所や設備だけレンタルして業務を行うスタイルです。
シェアサロンタイプのネイルサロンも増えてきてはいますが、多いのは美容室の一角をお借りして営業する面貸しというスタイルです。
こちらは場所と設備、消耗品、光熱費などが料金に含まれている代わりに、売り上げの20~40%をお支払いする完全歩合制の場合が多いです。
個人で一から立ち上げるとなると数百万はかかってしまうので、低コストで個人開業できるのが魅力です。
集客や宣伝はすべて自分でやらなければいけないためすぐには成果が上がらないのでリスクはあります。
ですが、営業時間や定休日は自分で設定できるのでお子様がいる方などは働きやすい環境ではあります。
*自宅開業、出張サロン*
家で仕事ができるみなさん憧れる開業方法です。
戸建を持っていればテナント料はかかりませんし、マンションの一室を借りても店舗を借りるよりは規約も少ないですし家賃も安いです。
しかし、自宅の一室にお客様を入れるということで家族との関わりも相談しなければいけないですし、あまりにも生活感がある空間であればお客様も気を使ってしまいますので、間取りなどをしっかり考えたほうがいいと思います。
また、賃貸の一室を借りる場合は管理会社の許可が必要となりますが、居住目的の場合が多く、不特定多数が出入りするとなると許可が下りにくいのが現状です。
隠れて開業している人もいるみたいですが、ばれた時に強制的に退去させられてしまう場合もあるので絶対にやめましょう。
ですが場所さえあれば値段設定も営業時間もお店のスタイルもすべて自分で決められるので、理想の働き方になります。
いいことも悪いことも全部自分の責任になりますので、難しいこともありますがとてもやりがいがあります。
そしてお給料も自分で管理になりますのでその気になれば月商50万以上も夢ではありません。
ライフスタイルや働き方はそれぞれだと思います。
私は本当にやりたいことであれば辛くても苦しくても厳しくても必ず乗り越えれると思います。
でも夢だけでは生活は成り立たないので現実味のある話をしました。
これから就活する方も多いと思いますので参考にしてみてください。
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