自宅サロンを始めたいと志したはいいけれど、シビアに付いてくるのはお金の問題です。
店舗についてのお金の問題は「自宅サロンを始めるには?開業資金はどのくらい?」に記載しているのでそちらも合わせてお読みください。
今回は内装や設備についてのお話をします。
内装や設備はこだわればこだわるほどお金はいくらでもかかってしまいます。
まずは形から入りたがる人にありがちですが、壁紙にこだわって、機材もブランド重視で集めたい。でもそれだと数百万円必要だからお金が溜まったらにしよう。
これだといつまで経っても開業は難しいと思います。
リスク承知で融資を受けて人を雇い、テナントでどどーんとスタートする人にはオススメですが、やはりそれなりのリスクが生じます。
できるだけリスクを避けたいのは皆さん同じだと思いますが、自宅サロンはそういった点でもローリスクローコストで始めやすいと思います。
私個人の見解になるのですが、ネイルサロンにおいて内装を重視してくる人はほとんどいません。
綺麗な壁紙やステキな照明があるから通っているというお客様はあまりいないですよね??
なのでそこにはお金をかけないようにしました。
その原理で棚やテーブルなどはできるかぎり中古やディスカウントショップで買えるもので揃えました。
では最もお金をかけたのは何かと言うと
椅子です。
ネイルは少なくとも1時間は座りっぱなしですよね?
その間お客様は黙って座っていなければいけないので、椅子に1番お金をかけました。
といっても座り心地のいいリクライニングチェアなので融資が必要なほどの出費ではありません。
あとカラージェルも始めはあまり数を買いませんでした。
よく全色セットを買う人がいますが本当に全部必要でしょうか??
私はスタート20色くらいしかありませんでした。
ただし、原色は絶対に用意しておいて、必要に応じて混ぜて色を作りました。
そのあとリクエストやたくさん出る色を少しずつ増やしていきました。
毎月少しずつ増やせばリピーターの人も飽きないですし、使わず無駄になるカラーもあまりでません。
ネイルサロンなのでお客様はネイル技術を重視して来ます。
そのあと通いたいと思うのはスタッフの人柄です。
内装は最初の印象には関わりますが長いスパンで見ればあまり重要なポイントではないと思います。
そうすれば始め数百万円だった予算も大分抑えられると思いますので、これから開業を考えている方は参考にしてみてください。