爪を伸ばしていたりすると発生するトラブル
亀裂や折れることです。
数ミリでも亀裂が入ると髪の毛が挟まったりしてとても違和感を感じてしまいます。
そのようになってしまったり、オフした時に亀裂を見つけた場合どうしたらよいでしょうか。
まずお客様の立場の場合
亀裂が入ってしまったら引っ掛かりが嫌で爪切りできってしまう場合が多いですが、できればやすりで引っ掛かり部分を減らすように削りましょう。
その場合もよくやりがちなことですが、シャープな形にしたいからといってむやみに尖らせてしまわないようにしましょう。
減った部分はもどせないのであとでネイリストが整えるときにバランスが取れなくなって短くしなければいけなくなってしまう場合があります。
できるだけ丸か四角ぽく残してネイリストさんに整えてもらいましょう。
お肉の部分に亀裂が入ってしまっている場合、真ん中だけジェルも浮いて隙間ができてしまっている状態に
なっているので、そこからグリーンネイル(緑膿菌感染)になってしまう可能性が高くなってしまうので、できるだけ早めにネイルサロンに行ってください。
ではネイリストの立場でこのような場合が来たらどうしたらいいでしょうか?
スタイリングでどうにかなりそうな亀裂ならいいですが、深い場合、しかも切るにも難しい位置などの場合どうしていますか??
一番多いのがグルーでの固定だと思うのですが、グルーとジェルの相性が悪い場合はじいたりしてしまい結果固定できないですぐに浮いてしまいます。
かといってそのままジェルやスカルプを乗せても土台が割れているので固定できずそこから浮いてきてしまいます。
個人的に試行錯誤して一番効果があったのがシルクラップです。
2級の試験項目でもあるので使い方は大体同じです。
ですがこの方法も亀裂が全体の3分の一くらいの場合効果がありますが、半分くらいあるとやはり浮いてしまいます。
半分以上割れてしまっている場合はできる限り長さを落として長さ出しした方が綺麗に伸ばすことができます。
このようなリペアで第一前提なのが、まずどうしてそのようになってしまったのか、カウンセリングすることです。
事故的にぶつけてしまったのか、爪が薄いのに長さを出していてそれに耐えきれていないのか、出血などはないか
事故的であればしょうがないですが、一番ややこしいのは何もしていないのにこうなったという人です。
そのパターンの人は爪が薄くなったり痛んだりしているのに長さを残したくて、それに対して扱い方が伴っていない人が多いです。
そのパターンの方はできればその理由をしっかり説明して薄くなってる部分が伸びきるまででも短めにすることをオススメしてください。
でないと毎回亀裂補強になってしまいます。
正しい知識と技術でお客様に綺麗な爪を保ってあげるお手伝いをしてあげましょう。