個性を出すか協調性を出すか





デザインは無限大にありますが、その分好みも色々ありますよね。

お客様が求めているのは個性なのか協調性なのでしょうか?

私はどちらかというと個性的なデザインや色のネイルが好きです。

隙間があれば埋めたくなるくらい柄を入れたくなるし、色も淡い色よりも濃い色が好きです。

ネイリストになりたての時サンプルも自分好みでたくさん作りましたが

まぁ売れることなく笑



かつお客様が求めるデザインはシンプルなものだったり、女の子らしいふんわりしたものだったり

自分の個性とは正反対のものでした。

固定のお客さんがまだ全然いない私はそこで協調性を取りました。

自分の個性よりも、多くの人が好むデザインを練習しました。

おかげで固定客も増えてきて、デザインの幅も広がって、今では選ぶ柄によってお客様の好みを大体把握できるようになりました。

ウチのお店では持ち込みデザインOKにしているので、それを目当てで来てくれるお客さんがいます。




そのお客様の他店での不満は、定額デザインは決まったものしかなくて自分の好みのものがなかったというものが多いのですが、

中にはネイリストさんの個性を押し付けられて最終的に希望してたデザインと全く違ったというお話も伺いました。

色合いの問題や、アートのバランスの話ならアドバイスとしてすることもあるのですが、

そのネイリストさんはアドバイスというより個性を押し売りしてきていたみたいです。


私も過去に美容室で個性の押し売りを受けたことがあります。

私的には長さを少し落としたかったのですが、「この髪質は切らないほうがいいよ」と決めつけられて切ってくれませんでした。

「切らないほうがいいけどどうします?」って確認してくれればいいのに、確認じゃなくもう仕上げに勝手に入っていて

こちら側としてはもやっとした気分になりました。

技術職なのでプライドが高い人が多いと思いますが、やっぱり押し付けちゃだめですよね。

アドバイスとしてワンクッション置ける言い回しをできるとお客様との信頼度も上がります。

いままで協調性の話をしてきたので個性的を否定しているのかというとそういう訳でもなく、むしろ私はお客様との協調性を重視しすぎたせいで個性が生み出せなくなったのが私の個人的な悩みです。

コンテストやエデュケーターに興味が出てきたものの、思いつくのは似たようなデザインばかり。。。

それこそ昔の自分の作品を見直したらいいアイディアに溢れていました。

個性は押し付けすぎるのは逆にお客様を遠ざけてしまいますが、協調性がありすぎてもコピー機のようでつまらないですよね。

技術職は終わりがないのでそこが楽しいところでもありますけどね^^






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